自宅前に遺棄された疥癬の仔猫 ~保護経緯と経過~
今から1ヶ月ほど前の10月7日、
代表の浩代さんの自宅玄関前に仔猫が遺棄されました。
一枚の書き置きと共に。
書き置きにはこう書いてありました。
当初カゼと結膜炎でしたが、現在はほぼ完治しております。
この子の幸せを考えた結果、お命をたくします。
何卒よろしくお願いします。
小さな箱に入れられた、生後1ヶ月位の仔猫が玄関前に遺棄してありました。うちの玄関前は国道です。箱から出てもう少し動けば車に轢かれる所でしたよ。明日一応警察に届けます。勝手に置いて命を託します。良い加減過ぎませんか?譲渡会から帰るのが遅くなって居たら考えるとぞっとします。 pic.twitter.com/SjUO9SpRVm
— 浩代 (@hiroyo314) October 7, 2017
仔猫は生後約1ヶ月位でガリガリに痩せ、全身ボロボロの状態。
皮膚はごわごわに固まり、全身 特にお腹や足先はベトベト、
身体中に黒い粒状のものが無数に付いていました。
目もまだ猫風邪が治っていないのか、瞬膜で覆われていました。
この子はこんな状態になっても適切なケアをしてもらえてなかったようで、
小さな体で痒みと痛みに必死に耐えていました。
いったいどんな環境にいたらこのような状態になるんでしょうか??
考える暇などなく浩代さんはすぐにミルクをあげ、あたためてくれました。
全身が痒くてたまらないのか、しょっちゅう鳴くのが可哀想で、
その度に寝る間も惜しんでシャンプーしてくれました。
洗った後のお湯は真っ黒になったそうです。
保護した次の日(10月8日)の写真です。
写真ではわかりにくいですが、酷い状態でした。
すぐに病院で診てもらったところ「蚤疥癬」と診断されました。
疥癬が全身にスポットで一週間様子を見ることになりました。警察と保健所に一応届けました。 pic.twitter.com/DxJJmzGsph
— 浩代 (@hiroyo314) October 10, 2017
疥癬は今、良い薬があるそうで 1ヶ月ほどで綺麗になるそうです。
その間、隔離してしっかりケアしてもらいました。
以下、治療の経過です。
一週間後(10月15日)
まだまだ痒そうです。
二週間後(10月21日)
べとべとがなくなって、かさぶたがとれた部分の皮膚も柔らかくなってきました。
お目目もぱっちり。
ボロボロだったのが
少しづつ 少しづつ
綺麗になっていきました。
「ブラッシング 嫌だよ~~~~!!」
と、大暴れ。笑
元気も出てきました。
そして、三週間後(10月28日)
陽日君(ビビ)全身疥癬だった1ヶ月未満完治しました。ケージから出して上げると見当たりません。綺麗に餌入れの中に収まって居ました。 pic.twitter.com/VDsnPmCXrH
— 浩代 (@hiroyo314) October 28, 2017
浩代さんの頑張りもあって、思ったより早く完治しました!
名前も陽日君(ビビ)に決まりました╰(*´︶`*)╯
ビビ君、小さな体でよく頑張ったね!!
甘えん坊でやんちゃな男の子。
陽日君が膝に居て動けない、何て言ってられない、ケージに戻そうか? pic.twitter.com/xsJqjlRkHG
— 浩代 (@hiroyo314) October 29, 2017
陽日君付いて回って踏みそうで怖い、掃除の間しばらくエプロンのポケット入ってて。 pic.twitter.com/LlzIQzhzTx
— 浩代 (@hiroyo314) October 30, 2017
ふわふわで可愛くなったビビ君を よろしくお願いします♡
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